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鉄道模型のジオラマに城を置くメリットや注意点について

夜の名古屋城

鉄道模型のジオラマはテーマによって配置するストラクチャーに違いがありますが、中でも城は強いインパクトがあるのでジオラマの中にアクセントを持たせるのに効果的です。
日本に現存する城は大阪城や名古屋城などが有名ですが、ひと口に城と言ってもそのデザインや大きさは様々なのでジオラマに取り入れる際は注意する必要があります。

模型化されている城の多くは縮尺率が350分の1や500分の1であり、鉄道模型に採用されているNゲージやHOゲージとは大きく異なるのも問題のひとつです。そのままジオラマに置くと縮尺率の違いからバランスが悪くなってしまうので、城にひと手間加えることが望ましいと言えるでしょう。

鉄道模型鉄道模型のジオラマに城を置くならまずはできるだけ縮尺率が近い物を選びます。城をテーマにしたイベント会場の再現など縮尺率の違いを逆手に取った方法もありますが、景色の一部として再現するなら城に手を加える方法が無難です。また、城の模型すべてを使うのではなく、もっとも大きな作りである天守閣部分だけを切り取り、ひとつの城として扱うのが縮尺率の問題をクリアする効果的な方法になります。城の石垣は模型用のクラフトペーパーで自作するのが自然な感じに仕上げるコツです。ストラクチャーの改造に慣れていない人は線路から離れた位置に城を置き、遠景として扱うのが良い方法です。
遠くにある城と表現することで縮尺率の違いに正当性を持たせることができます。

ジオラマに城を置くことでエキゾチックな雰囲気を持たせることが可能になります。鉄道模型の縮尺率に適した製品が少ないのが欠点ですが、工夫次第で自然な感じを持たせることは難しくありません。

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